自分専用の印鑑

印鑑イメージ

私が卒業した小学校では、卒業記念に自分の苗字が彫られた印鑑を贈るというのが伝統のようで、私も数十年前に頂きました。
お便りや通知表などで先生が学校で使用していた、ひらがなフルネーム入りのゴム印も頂けるのですが、この印鑑は立派なもの。
象牙なのか、牛角なのか天然石なのかは今分かりませんが、つるつるしていて重みがあります。
ちなみにこれを銀行印としてこれを使用する人もいるそうです。

男子生徒には真っ黒の印鑑ケース、女子生徒には真っ赤な印鑑ケースに入っていました。
ケースにも私のフルネームが印字されていました。
特注の物だというのがすぐに分かります。

子供の頃は、印鑑など使うことがないので、頂いた時にはちょっと大人な気分になったのを覚えています。 自分専用の印鑑、成人した時にこれを使う時が来るのだと、大人への階段を上り始めたことに胸を躍らせていました。

でも、中学校、高校と成長していく中で、この印鑑を使うことはありませんでした。
だって、何かしらの書類や配布物には親が目を通すもので、判を押すのも親がやるものです。
いつになったら私専用の印鑑を使う日が来るのだろう、そう思っているうちに印鑑の存在も忘れつつありました。

しかしやっと成人して、好きな男性と結婚する時、とうとう印鑑を使う時がきました。
どこにしまったかさえ忘れてしまった印鑑を探し、机の奥にしまい込まれていたのを発見、婚姻届に初押し。

でもちょっと待って。婚姻届に押した私の苗字。結婚したら別の苗字に変わりましたよね。
ってことは、もうこの印鑑を使うことはないのでは。

先生、せめて女子生徒には名前の印鑑を贈ってほしかった、使ってから気付いた私です。
名前の印鑑なら、銀行印としてずうっと使えますしね。
今も思い出の印鑑は、タンスの奥にしまってあります。
だっていつかまた、使う日がくるかもしれませんからね。

ブックマークサイト

印鑑を買うときには、ここのサイトを参考にされることをおすすめします。
個人から法人まで、印鑑選びのポイントが紹介されているページです。
http://www.nttx.co.jp/

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